過去の自分を裁きなさい(その2) まずは邪魔してる感情を溶かしましょう

前回のブログの続きの内容です。

前回の記事はこちら。

フラクタル心理学を学び始めたばかりの頃、私にも、どうしても感情的に納得出来なくて修正が進まないことが一つだけありました。という話。

それを認めるのに、なんと2年もかかってしまったという・・・・。

それはズバリ。

「私がとても依存的だという事実」

これを認められなかったのは、私の中に「私は誰にも頼ってなんかいない!!!」という怒りにも似た強い気持ちがあったから。

(※実際は結構助けて頂いております・・・。汗)

まあこれが、癒されていない感情であり、被害者意識なんですけどね。

裏を返せば、それだけ自分が依存的だからこそ依存するということに執着があり、自立することに対する恨みや怒りの感情が出てくるのです。

でもそれが全然分からなかったし、感情が邪魔して受け入れることが出来なかったわけです。

また、今現在が依存の真っ最中というわけでもないために、余計そうなりますよね。

クライアントさんでも、このタイプの方は結構いらっしゃいます。

小さいころから自立して、何でも一人でやってきた。

でも心の中には「依存への執着」がいっぱいで、まあ簡単に言えば、自分から進んで自立したのではなくて無理やりに環境がそうさせたというか、強制的に自立させられたという感じ。

そんな人に向かって「あなたは依存的ですね」なんて言ったら、それは怒っちゃいますよね。

こんなに頑張って自立してきたのに、まだ依存してるとかって言われるわけ!?どれだけ頑張ればいいわけ!?(⇒燃え尽き)

と、なります。

これは確かに苦しいですよね。

「依存」という言葉の定義やその言葉を聞いた時に感じる感情も、人によって様々です。

だから、一概に依存が良いわけでも悪いわけでもなく、これはただの性質の一つですね。

でも私はすごーーーーく、「依存的な人が嫌!!!」ってなっていた時期がありました。

正確に言えば「依存されるのが嫌」っていう感じです。

何でそう感じるかというと。これはある種の嫉妬でもあるんですよ。

「私はこんなに頑張って自立したのに、なんでお前はまだ依存してるんだ!」というね。

簡単に依存してくんな!

って感じになります。

しかし、周りの人は自分の深層意識なので、そういう人が周りにいるということは「自分自身がまだ依存している。」ということに外なりません。

でもこれはね、今の自分が依存しているっていう意味では決してないんですよ。

実はこの場合、依存的なのは「元々の自分」が持っていた性質なんです。

その依存的な自分をね、無理やりにだったかもしれないけれど、それはそれは一生懸命に自立させてきたんです。

だから本当は、自分のチャイルドにかける最初の言葉としては、

「これ以上依存するな!」

ではなくて、

「本当によく頑張ったね!!!よく自立したね!!!」

ということだったんですよ。

でも、まだまだ依存することに執着のある自分が心の中に残ったままだと、ずっとずっと苦しいし、その「元々の自分」は心の奥で生きている状態なので、どうしても周りにそういう「深層意識の自分」を現実化してしまいます。

それはもう、どっぷりがっつり「依存している自分」です。

今のあなたが人に迷惑をかける程に依存しているわけではないけれど、そういう人が定期的に周りに現われてくるのはすごーく困りますよね?

だからそろそろ・・・

「その執着、断ち切りませんか!?」

ってことなんです。

「無理やり自立してきた依存的な自分」

修正して

「自ら進んで自立する、成長する!」と決める自分

になるということです。

その方がずっと楽しいし、自分を好きになれるし、燃え尽きないで済みますよ!

もしも、かつての私と同じような苦しみをあなたが持っていらっしゃるのであれば、是非ともお話を聞かせてくださいね。

自立させられたのが悔しい!

という苦しい気持ちを

自立できて本当に良かった!

という喜びに変えてしまいましょう。

あなたのご連絡、お待ちしてますね。

>>個別カウンセリングはこちらから。

※ちなみに最近では、こんな甘えた依存的なチャイルドは、ゲンコツでごつん!で終わりです。(笑)