おすすめ書籍「こころの進化の6つの階段」

フラクタル心理学開発者である一色真宇先生の待望の新刊です。この本の内容は、28歳の南アフリカ人女性であるギアナと一色先生との実際のメールのやりとりが元になっていて、ギアナの様々な質問に先生が答える中で、心の進化の仕組みを解説しているといったものです。

この本のおすすめポイント

１．私たちの脳の進化の過程が分かる

フラクタル現象学の知識のある方ならすでにご存じの通り、私たちの心の変遷は、時間軸上にも空間軸上にも現れています。つまりそれは、歴史であり、遠い国々なのです。

日本から見て遠い国（セネガル）に住んでいる南アフリカ人女性だからこそ、日本人にはない視点での質問が出てきますが、その質問に一色先生が答えていくことで、私たちの心の進化過程がより深く理解出来るのです。

フラクタル心理学マスターコースには無い視点（爬虫類脳、サル脳、人間脳などの考え方）で、さらに深く心理を理解出来ますので、フラクタル心理カウンセラーや講師の方にも大変お勧め出来る本です。勉強になりますよ！

２．異国の女性だからこその質問が勉強になる

日本人には無い視点として、やはり宗教の問題があるでしょう。宗教とは何か？どのような心の仕組みで作られるものなのか？そんな疑問にも一色先生は明快に答えてくれています。

「自尊心」についての勘違いも、西洋で認識されている自尊心と日本人のそれとの違いを解説することで理解が深まり、私たちがどちらの方向へ向かって行けばいいのかが分かります。フラクタル心理カウンセラーがカウンセリングをする際にも、クライアントさんのいる場所を特定しやすくなるでしょう。

3．しっかり理解したいならマスターコース入門からどうぞ！

この本の中で、南アフリカ人女性のギアナもフラクタル心理学の英訳教材を熱心に学んでいますが、やはり基本的なフラクタル心理学の知識がないことには、なかなか理解出来ない内容ではないかと感じます。まだマスターコースを学んでいない方は、入門からどうぞ。