本当は怒っていると気付いていますか?

毎日の生活の中で、私達は色んな感情を感じますよね。

楽しい、嬉しいなどの良い感情であれば問題だとは思いませんが、悲しい、寂しい、苦しいなんかの気持ちは嫌ですね。

ネガティブな感情を感じるのは誰でも嫌なんで、なるべく感じないようにして蓋をしてしまうことも実は多くて、心の底では泣いていても、本人の自覚が全く無い!なんてこともあります。

でも実はこれ、とっても危険なこと。

感情を溜め込めばそれだけ蓋をするのにも負荷がかかります。そしてそのうち、抑え切れなくなって爆発・・・。なんてことにもなり兼ねない。

まだ感情が出てきて終了するならいいけれど、自分でも気が付かない深層意識というのは、自分の周りに現象として現われますから、周りに怒ってる人がいっぱい出てきたり、破壊的な出来事が起きたり、誰かが事故や病気になったり、なんていう望まないような現実が生じてしまうことも。

特に「しょうがないや・・・。」って何でも諦めがちな人や「私は大丈夫!」と妙に強がってしまいがちな人は、この傾向が強いかもしれません。

そんなふうにならないためにも、ちゃんと自分の感情をキャッチして、溜めずに流すことが大切です。

具体的には、日常の中のちょっとした「あれ?」や「イラっ」や「ズキ」っていうのを見逃さないこと。

「こんなのは小さなことだし」と思って無視しないことです。

もちろん、いちいち誰かに話を聞いてもらったり、問題にする必要はないでしょうが、要は自分で自分の心の声を聞いてあげる習慣を持つということです。

こういう日常の中で感じる小さな違和感は、元をただせば実は「怒り」です。

そして、この怒りを感じる場面というのは、人によって様々で、他の人には何ともないようなことが、あなたにだけは気になったりすることがあるんです。

そこに気が付くことが本当に大事!

人はどうしても自分を基準に考えてしまうため、自分が怒りを感じる部分で、人もそうだと思ってしまいますが、本当はあなただけが怒っているんですね。

そこに気が付いて、自分が勘違いしていることを見つけて、本当は違うんだよって教えてあげると、その怒りは逆に、あなたを元気にしてくれるエネルギーになりますよ。

感情を抑圧するために無駄なエネルギーを使わなくて済むようになると、本当に元気になります!

自分の気持ちを自分で無視しない。

世界で一番大事な自分自身を、もっと構ってあげましょうね。